人気ブログランキング |

除染終了

2011年の原発事故、あの時当地を汚した放射能を、4年と10ヶ月も過ぎて今頃やっと我が家の除染工事が終了した。
放射線量が高い地域から除染しているので、市内でも数値が低かったこの辺りは、除染の順番は最後になってしまった。

クレーン車で雨どいを洗浄し、高圧洗浄機でコンクリートを洗い、最後に汚染された土をコンテナやフレコンバックに詰めて、敷地内に保管するのだ。


もう、世の中にはすでに原発事故の事など忘れている人もいるのではないだろうか。

『時の大臣が何の科学的根拠もなく、いい加減に決めた・・・』の発言は撤回されたようだが、その何の根拠も無い、年間1ミリシーベルト以内に被ばく量に抑えるために、当地は大掛かりな除染をしている。
この工事は全て税金から賄われている。
遠く離れた地域の人は、関係ないと思っているかも知れないけれど、国民の血税が使われているのだ。


北風が吹いて寒い中、窓の外ではなにやら作業をしている。
d0143705_23155966.jpg

デッキの前に見事に四角の穴を掘っている。
d0143705_23282694.jpg

その中にブルーシートを敷いて、汚れた土を袋詰めして埋める。
d0143705_2330640.jpg

その上に土を被せ、線量を測って山砂を敷く。
d0143705_2332453.jpg

この黄色の杭の所が埋設場所。
d0143705_23342567.jpg

この上に、春になったら造園業者が来て、新しい芝を張る事になっている。
そして、貯蔵地や仮置き場が決まり次第、この土を掘り起こしてそこに運ぶと言う手順になっている。
まぁ、数年はこのままだと思うけど。

家の周りには、細かい砂利が敷かれている。
d0143705_23393781.jpg

3種類の砂利か山砂から選ぶから、この辺りの家はどこの家も同じような砂利か山砂が敷かれている。

家の周りも、庭の隅々まできれいに除染して貰ったけれど・・・なんだかなぁ。。。


花壇の土をはがすのは、断った。もうすでに草花の芽が出て来ているし、ごちゃごちゃにされてしまうのは嫌だから。

我が家に来てくれた工事関係の人は皆さんよさそうな方ばかりでよかったけれど、全国各地から工事関係に人が集まっているので、庭に置いた物が無くなったり、工事中に作業員同士が取っ組み合いのけんかをしていた、なんて物騒な話も聞こえてくる。

早く除染工事が終わって、今までのようなのんびり穏やかな暮らしに戻って欲しいものだ。
by hana920m | 2016-02-20 22:56 | 放射能
<< 第9回飯野つるし雛まつり 最近の針仕事 >>