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春の花々

今日の最高気温は26℃、春風と青空が気持ちがいい。

県内の桜の名所、今は三春の滝桜や会津若松の鶴ヶ城が満開、
浜通りから避難して来た人達は、桜を見る事が出来ただろうか?
ひと時でもいい、桜の花の下で安らいで欲しい。。

『ふくしま市政だより』に、1時間当りの放射線量が、10マイクロシーベルト以下なら
洗濯物を干しても、子供が外で遊んでも良いと書いてあった。
当地は、0,7マイクロシーベルト、心配無い数値だ。

今日は、大きな物をたくさん選洗濯したので、思い切って外に干した。
適当な風もあって、外に干すとすぐに乾いて気持ちがいい。
一応、取り込む時に、パンパンと洗濯物をはらった。
久しぶりで窓も開けて、外の空気も取り入れる。

しかし、市内の数箇所の公園が3,8マイクロシーベルト以上観測されて
使用を1時間以内に制限すると発表された。
市内のいくつかの小学校も同じく制限された所がある。

郡山の小学校では、校庭の土の上部1~2㎝を削り取って、
線量を下げる処置を行った。
3,6マイクロシーベルトだった校庭は、上部の土をたった2cm取り除いただけで
0,6マイクロシーベルトに激減したとか・・・。
連休明けから、子供たちを校庭での体育の授業を再開すると言う。
福島市の学校もそういう処置は取れないのだろうか?

3,8マイクロシーベルトと言う基準値は、一年間に浴びる放射線量が
20ミリシーベルトに満たないようにする基準だそうだ。
外で8時間いて、屋内に16時間過ごす設定で計算されるらしい。

健康リスクが出るのは、一年間に100ミリシーベルト以上だと言う。
しかも、数十年後に1000人に一人有るか無いかの確立。
50歳以上の大人は、全く気にする必要の無い数値であると言う。
これ以上悪くなる事は無い、と言う条件付だけれど。
しかし、明けても暮れても原発と、放射線の心配ばかり。。


本当に放射能が心配なのは、原発で働いている人なのだ。



昨日から原発20キロ圏内の家畜の殺処分が始まった。
テレビ画面に映される惨状に涙が出る。
家畜は、子供と同じだと訴える酪農家の無念の気持ちは
いかばかりか。。
福島県民は、とてつもない苦労を余儀なくされている。

庭は、春の花で華やいで来た。
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春が来ても、いつものようにうきうきした気分にはなれない。。。
by hana920m | 2011-04-27 21:49 | 放射能
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